2006年12月15日

天国はまだ遠く

瀬尾まいこ『天国はまだ遠く』

仕事も人間関係も上手くいっていない千鶴は自殺するつもりだった。
目指した場所は日本海。
辿り着いた山奥の民宿で千鶴は村人や大自然に触れ、
次第に考えを変えていく。

作者のお名前は知っていて、
一度読んでみたい作家さんだなぁと思っていたんですが、
文庫が出たってことで早速購入。
最近は急がしさを理由に読書からも遠のいていたのですが、
文庫の手軽さからか、
割とすんなりと読み終えることができました。

人の気持ちって不思議で、
思い込んでしまったら、
なかなかそこから抜け出せなくなってしまいます。
客観的に見れば、どうでも良いじゃない?って思えることも、
渦中の本人じゃなかなか気が付かない。

後から、あの時は大変だったなぁとか
余裕をもって振り返れるのは自分が冷静になれた未来のお話。

自分を取り囲んでいるものを、
さらに一歩外から見るって結構好きで、
そこで見えてくるものって大きいと思います。
人生大変なことがあるのは皆一緒。
自分の気持ちと上手く渡り合っていくのは難しいですけど、
大切なことだと思いますね。


【本書のお気に入り】
何十年かけても変わらないこともあるけど、
きっかけさえあれば、気持ちも身体もいとも簡単に変化する。
それにもっと敏感に対応していかないといけない。そう思った。 山田千鶴

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2006年09月11日

名刺交換会

9月9日の土曜日のこと。
新宿の紀伊国屋書店にて森博嗣さんの名刺交換会に行ってきました。
『カクレカラクリ』刊行記念のイベント。

名刺交換会って初めてだったし、
森博嗣さんにお会いしたのも初めてでした。
なかなかに貴重な体験でした。

名刺を交換してもらって、
ちょこっとお話もできたんですけど、
何話そうって、あまり浮かばなくて、
しかも、目の前にしたら緊張までしちゃいましたw

SEなんですって名刺を渡したら、
やっぱり理系だから?って聞かれましたが、
いやー、文系なんですよねぇーって答えてみたり。
SEに理系が多いっていうのは
普通の認識なんだなぁって思ったり、
理系とか文系とかって話しになるあたりが、
理系ミステリィって言われ続けているところにも
かかっているのかなぁと。
もっとビシバシと言われる?って思っていたんですが、
物ごし柔らかな方でした。

総勢200名の列でしたが、一人当たり1分くらいかかっていたんで、
88番目の自分が回ってくるまでに
たっぷり1時間半以上かかりました。。
皆様お疲れ様でした。

060909meisi02.jpg
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2005年10月24日

『魔王』到着

日曜の朝、ピンポーンと共に『魔王』が届きました。

ちょっと前に講談社ブック倶楽部で
伊坂幸太郎『魔王』のサイン入り本を注文していたのでした。

魔王サイン.JPG

本の値段が1300円で、送料が300円なので、
合計で1600円也。
ただし、伊坂さんのサインが付いているってことで
個人的な価値はもうちょっとUPかなと。
本当だったら、サイン会とか行って(←でも一度も行ったことなし)
直接本人から頂きたい気持ちいっぱいなのですが、
そんな情報も入ってこず。。

ということで
ウキウキで久々に読書。
で、どうだったかというと面白かったです。
読んでいてドキドキする楽しさはこれまた久々だったかも。
詳細は本家のHPで感想書いていますが、
この完成度は結構高めじゃないかなと
うーむと唸ってしまいました。

連作の中編2話が入っているんですけど
2つでひとつのお話がきちんと整理されたような
すっきり感がありました。
今までの作風とちょっと違う感じもありますけど、
よくよく考えてみるとテーマとかメッセージとか
これまでの作品に通じているんですよね。

満足いっぱいの一冊でした。
伊坂作品とは相性良いみたいです。

講談社ブック倶楽部:魔王
http://shop.kodansha.jp/bc/books/topics/maou/
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2004年10月26日

西澤保彦『複製症候群』

西澤保彦『複製症候群』を読んだんですけど、
そこでふと思ったのは、
羊のドリーはどうなったんだろう?ってことでした。

羊のドリーを知っていますか?
クローン羊ってことで話題を呼んだ羊。
本書もクローンが登場するんですが、
クローン技術ってどうなったのかなってふと思ったわけで。

その当時は結構話題を集めていた
クローン技術ですが、最近、とんと聞いていないですよね。
で、羊のドリーですが、
6歳という一般的な羊の寿命の約半分で肺に疾患を患って
安楽死していました。
クローン技術と疾患の因果関係は無いとのことですけど
ホントにそうなのかな?って疑ってしまいますよね。

クローン技術を本格的に人間に試す日が来るのかどうか
心配になってしまったり。
でも、臓器単位のクローン技術などは
多くの人を救う手助けになるんだろうなと。
期待が大きいものほど、その道は険しく困難なんでしょうね。

人は人類の神秘にどこまで迫れるんでしょうね。
これもまたラストが気になるミステリですね。

クローン羊「ドリー」の早すぎる死
http://hotwired.goo.ne.jp/news/news/technology/story/20030217308.html
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2004年10月11日

東野圭吾『片想い』(TrackBack)

東野圭吾『片想い』文春文庫を読みました。

性同一障害をテーマとする青春ミステリー。
結構考えさせられました。
男女平等とか男とは?女とは?って
身近な話題だけれども
じっくり考える機会ってなかなかないですよね。

こういうものだ!という答えはで出ないものかもしれないですけど、
自分なりの考えをまとめてみるのは良いことかもしれません。
秋の夜長、物思いにふけりたい方にはおすすめです。

特に思ったのはやっぱり男女平等は厳しいんじゃないかなというもの。
権利や主張など、女だからとか、女のくせに的なものは、
無くすべきだと思いますけどね。
ただ、男と女は違うものなので
差がでるのは仕方がない面もあるのかも。
どっちが得かは分かりませんが、
それぞれ一長一短ありますしね。
世の中、割と上手くできているんじゃないかなとも思います。

個人的に特に共感できた書評は↓を参照ください。
うちのHP共々見て頂けると尚嬉しいです。

HPL -Hiroe's Private Library- 東野圭吾『片想い』
http://www.asahi-net.or.jp/~FG4H-KTGR/book/archive/200104.html#02

推理の図書館 東野圭吾『片想い』
http://wwc.dreams.ne.jp/~pc2200/library/keigo/hk044.html
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2004年09月23日

最近の読書傾向

ミステリ好きのささいなプログなのに、
全然ミステリについて書いていないことに気が付きました。←今頃。。
ということでミステリについて細々と。

近所にBOOK-OFFがあって、今日は発掘作業。
購入本は、以下の通り。
1.恩田 陸『上と外』幻冬舎,\950
2.若竹七海『悪いうさぎ』文春文庫,\400
3.東野圭吾『おれは非常勤』集英社文庫,\300
4.井上夢人『メドゥサ、鏡をごらん』講談社文庫,\450

合計、\2,100也。
まあまあ、お買い得かな。
『上と外』がハードカバー版だったのでちょっと嬉しい。(^-^)
井上夢人作品は、前々から読みたいなぁと思っていたので、
挑戦すべく購入。

ちなみに現在読書中の本は、
西澤保彦『複製症候群』講談社ノベルス。
クローン人間ができてしまったら?話。
西澤作品っぽさが良く出ています。

最近読了したのは、
京極夏彦『百器徒然袋 −風』講談社ノベルス。
森博嗣『Φは壊れたね』講談社ノベルス。
この2冊については、
週末くらいに本家のHPにて感想書きます〜。φ(..)
posted by 光る at 19:59| Comment(0) | TrackBack(2) | ミステリの関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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